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あるバイトの気まぐれ樹木紹介(サカキ編)

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家には神棚がある。
この神棚にはサカキを常にお供えしてあるのだが、サカキをスーパー等で買うと1束250円くらいする。
対にしてお供えするため、これを2束買わなければならない。つまり500円だ。
暑い時期は多くて月2回交換するため、それだけで1000円の出費になる。
なかなか痛い。

そういう訳で、庭にサカキを植えようかなぁと思っていた矢先、会社敷地内の畑の隅にひっそりサカキが植えられているのを発見した。
何故気が付かなかったのかというと、丸く刈り込まれていたからである。普通は、生垣にするもの以外ではサカキをこのように刈り込んだりはしないのだが、以前ここを管理していた誰かがそのように整えたのだろう。
私が、近くで見るまで気が付かなかったのも悔しいポイントだ。

これで神棚のサカキ問題は解決したわけである。
我が家の財布も少しは助かるはずだ。
そもそも、庭師が切り枝をスーパーで購入すること自体が間違いだというのだ。なんという事だろうか。

庭師の威厳を保てたところで、サカキの特徴を紹介していこうと思う。
サカキは、枝の先に鳥のツメのような芽がついている。
ツメのように先が尖っているため、ここに雷が落ち、その雷と共に神が降りてくると
言われたことから、サカキを神事に使うようになったそうだ。

また、サカキは初夏に白い小さな花をつける。これはふわっと甘い香りがする。
そして秋に黒い実をつけるのだが、この実は一応食べられるようだ。しかし、硬い皮は捨てた方が良いだろう。
私はサカキの実を食べたことは無いのだが、ブルーベリーのような風味がするらしい。
秋に見かけたら食べてみようと思う。

仏壇や神棚が家にある方は、サカキを植えてみてはいかがだろうか。
サカキは神の依代であるから、貴族や神宮等の位の高い家にしか植えてはいけない、と考える庭師も一部いるようだが、この令和の時代には貴族も位もない。
好きな樹木を好きな場所に植えることができる時代に生きてて良かったなぁ、と常日頃思っている。

fuuka