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あるバイトの気まぐれ樹木紹介(ゲッケイジュ編)

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料理が好きな方は、ローリエという葉をご存知だろう。
ローリエとは、ゲッケイジュの葉を乾燥させたものである。
その良い香りは、樹木の近くに寄っただけでは感じにくいが、葉をちぎって嗅いでみると、あ、ローリエだ。とよく分かるであろう。

ゲッケイジュといえば、枝を編んで冠状にした、月桂冠というものがある。
ギリシャ神話に出てくるような神様だか偉そうな人が、頭に葉のついた冠を被っていたなら大体この月桂冠である。
勝利の栄光として贈られるものである為、オリンピック等で目にすることもあるだろう。

ゲッケイジュというものは、香りが強い上、クスノキ科であるため虫など寄ってこなさそうだが、とても病害虫が付きやすい。
特によく見かけるのは、すす病やカイガラムシだ。
すす病というのは、虫のフンとか、成虫が幼虫に与えるために分泌する甘いミツとかにカビが繁殖し、葉にすすがついたように見える病気のことである。
つまり、虫が付きやすい樹木には、すす病もよく見られるということだ。

料理に使うものは、もちろん細心の注意を払って栽培されたものだと思うが、口に入るものにすすが付いていれば、洗い落としたとしても多少嫌な気分になるものである。
そのため、その辺に生えているゲッケイジュの葉を使う時は、葉が黒ずんでいないか確認した方が安心だろう。

ゲッケイジュにはローリエという別名の他、ベイリーフとも言う。
ベイリーフと言えばポケモン第2世代目の御三家が進化したものだが、あのポケモンのモチーフはゲッケイジュから来ているものだということが分かる。

ポケモン図鑑にも、「くびまわりのつぼみからスパイシーなかおりをだし、かいだひとをげんきにさせる」と書いてあることからも、間違い無さそうだ。

大人気ゲームの割と早い段階からモチーフにされたこのゲッケイジュ、ぜひ積極的に料理に使ってみてはいかがだろう。

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